2011年8月

2011年8月10日

東北大震災ボランティア日記(8日目:リハ科)

8月9日(火)
いよいよ今日でボランティアも最終日です。リハ科の面々は昨日は休養日。それぞれが古い友人と会ったり、お寺巡りをしたり、七夕祭りを訪れたりして英気を養い最終日に臨みました。
今日は再び南三陸町の大雄寺を訪れマッサージを行いました。午前中だけの活動でしたが、多くの方が来てくださり、とても喜んでいただくことができました。私が担当した方は大雄寺に避難されていた方々で残っている最後のご家族で、明日には仮設住宅に移られることになったと話されていました。震災から5ヶ月近くを避難所で過ごし、お疲れのはずですがその表情はとても明るく前向きな強い気持ちがとても伝わってくると同時に、その隙間からは近しい人やかわいがっていた同居人(ペット)を失ったつらさ寂しさも伝わってきました。
今回直接被災された方々とふれあいお話をさせていただき、それそれの方にそれぞれの物語があり、その一つ一つの物語に合った援助の手が必要だと強く感じました。またホテルでも感じたことですが、物資などはもちろん重要ですが人と人との繋がりの必要性重要性を強く感じました。失ったものはあっても人との繋がりはそれをかなりカバーしてくれます。そしてこの繋がりは近くにいないと持てないわけではなく、遠方からでも感じてもらえるものだと思います。
私たちは今回ほんのわずかばかりのお手伝いをしたわけですが、これで終わるのではなく今回持つことのできた被災地の方々との繋がりを大事にしてその繋がりを少しでも広げて行きたいと思います。広げて行くことで物語に合った援助の仕方が必ず見つかると思います。
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明日はいよいよ鹿児島に向かいます。
このボランティアで学生たちも大きく成長しました。最初のうちは「何かしなきゃ」「何か話さなきゃ」という気持ちが強すぎて空回りしてしまう場面もありましたが、日を重ねるごとに相手の方のペースに合わせて行うことができるようになりました。またそこに日頃の勉強で獲得していた知識を重ね合わせ、ただマッサージをするのではなく人の心と体を理解した上でのほぐしができていたように感じます。
知識はただ持っていてもだめで、実践と成功失敗といった体験を通じて知識と知識がつながりを持つことで本当の知識になることを感じたのではないでしょうか。
この体験を通して感じた様々なことをぜひみんなに伝え、整理し、さらに大きく成長して行ってくれることでしょう。
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今回触れあうことのできた震災にあった多くの方々、お世話になった大雄寺、ホテル観洋のスタッフの方々、徳洲会の皆様、現地でコーディネートしてくださった渡部さん、このような機会を与えてくださった学園長校長先生をはじめとする神村学園の諸先生学生の皆さん、本当にありがとうございました。
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東北大震災ボランティア日記(看護学科)

8月8日(4日目)
8日より活動の場を東北大震災直後より多くの被災された皆様を受け入れ、今も災害医療の拠点病院である仙台徳洲会病院に移し、看護師さんのお手伝いをしてまいりました。
東北大震災直後は仙台徳洲会病院内のライフラインはストップし、院内の物品は散乱、水道管は破裂して各病棟は水浸しになったそうです。そんな過酷な災害の現場で看護師自身も震災の被害を受けながら献身的に看護をされた看護師さんから直接話しを聞かしていただき涙くむ学生もいました。
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8月9日(5日目)
各病棟に1~2名の学生を配属させてもらいました。
学生が配属されている5つの病棟を看護教員3名で手分けしてラウンドしながら医療事故がないように見守り、看護師さんの手伝いを実施しました。
東北大震災ボランティア5日目にもなると学生自身も大きく成長し、自分のこれまでのボランティア体験をとおして自分から何をすればいいのか気づくようになり、清潔の援助、車椅子・ストレッチャー移送、食事介助、排泄の援助など心をこめて被災者の援助ができました。
被災者からは「私の話しを聞いてくれてありがとう」「あー気持ちよくなったよ」と感謝の言葉をいただきました。
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今回の神村学園専修学校看護学科ボランティア活動に全面的にご協力してくださいました医療法人菅野愛生会緑ヶ丘病院様、ボランティア活動の調整から案内指導までしてくださいました医療法人菅野愛生会の佐藤様、障害者福祉サービス事業みんなの広場大郷ファーム様、南三陸町の大雄寺様、無償で学生の宿泊所から看護ボランティア活動の場を提供してくださった仙台徳洲会病院様、今回の神村学園専修学校看護学科ボランティア活動の企画調整してくださいました鹿児島徳洲会病院様・大隅鹿屋病院様他たくさんの皆様方へ感謝いたします。
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2011年8月 7日

東北大震災ボランティア日記(6日目:リハ科)

8月7日(日)
今日も一日南三陸町のホテルでのボランティアです。今朝は神村希映子先生も激励に来てくださいました。
午前午後の開始時に館内放送を流してもらうと、すぐに数名の方が訪れてきます。中には浴衣を着た可愛いお嬢ちゃんも、おばあちゃんに手を引かれ来てくれました。
今日は昨日に比べ比較的若い方が多く、いろいろと話を聞くとインフラ整備のために遠方から来ている方であったり、ホテルの従業員の方で同時に被災者でもある方々でした。
最初ホテルの方と聞いたときは正直なところ「何故ホテルの人を...」と少し違和感を感じましたが、話をするうちに、ご自身が今回の津波によって住居やご家族を失いながらも他の被災者の方のために日々気持ちを奮い立たせながら頑張っている方だということがわかり、本当に頭が下がる思いでいっぱいになりました。
現在も南三陸町を訪れるボランティアの方は毎日300名ほどだそうです。それでも町でボランティアらしき人を見かけることは少ないように感じます。たぶんまだまだ人手が足りないのでしょう。少しでも当事者の方々のお役に立てるよう残りわずかな時間ですが頑張りたいと思います。
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東北大震災ボランティア日記(看護学科)

8月5日から看護学科は学生8名、看護教員3名のメンバーでボランティアに参加しました。
今回の東北大震災からもたらされる様々なストレス状況は心に障害を持った方々にとっては、健康な方々以上に看護の手が必要です。
看護学科は東北大震災で社会的弱者に陥りがちで、支援の手が届きにくい心に障害を持った方々の現状を知り、心に障害を持った方々と心の交流をとおして精神看護をしてまいりました。

8月5日(1日目)
塩釜市にある医療法人菅野愛生会の協力をいただき、緑ヶ丘病院の佐藤賢一先生の御協力・指導のもと4ヶ所のグループホームで生活されている方々・職員との被災時の話を聞きながら心の交流ができ、感謝の気持ちで看護することの大切さを学生一人一人が学ぶことができました。
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8月6日(2日目)
ボランティア2日目は大郷町にある障害者福祉サービス事業みんなの広場大郷ファームに活動の場を移し家族会の支援をしてまいりました。
今回の東北大震災を乗り越え懸命に自立に向けた利用者様、それを支える職員の皆様と一緒に土に触れ交流を図ってまいりました。
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8月7日(3日目)
リハ学科に続き看護学科も休みを返上して活動の場を南三陸町の大雄寺に移し、看護学科は生活支援を視点におきマキ運び草とりのボランティア活動をしてまいりました。
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2011年8月 6日

東北大震災ボランティア日記(5日目:リハ科)

8月6日(土)
昨日より30分早く仙台を出発し南三陸町の避難施設となっているホテル観洋へ向かいました。
南三陸町の風景は昨日も見たはずなのですが、何度見てもそのすごさには圧倒されるばかりです。また昨日お邪魔した大雄寺に少し顔を出したのですが、今日もまた合同での葬儀が行われていました。まだまだ終わりの見えない大災害です。
それでもプレハブ作りではありますが津波で失われた店舗の隣に新しいコンビニがオープンしたり、ガソリンスタンドが仮設で営業するなどの明るいきざしも感じることができました。
ボランティアの場所となっているホテルではロビーにたくさんのボランティアの掲示の中に神村学園専修学校の案内も張り出されており、うれしく恥ずかしくも背筋が伸びる思いでした。
大きな畳敷きの広間に道具をセットし、昨日と同じように言葉を交わしながらマッサージを行います。昨日の体験で学生もだいぶなれたようで、自分たちで要領よく進めて行きます。かなり頼もしさが出てきました。
午前午後それぞれ2時間ほどマッッサージは実施。その手慣れた頼もしい様子にさすが2年生!と感心したのもつかの間、帰路は疲れが出たのかぐっすりとみんなそろって気持ち良さそうに寝ていました。
明日も日曜日ですが休日だからこそ一日ボランティアの予定。残り日数も少なくなってきたけど体調には十分気をつけてみんなで頑張ってきます!!
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2011年8月 5日

東北大震災ボランティア日記(4日目)

8月5日(金)
今日からいよいよリハ科と看護科に分かれてボランティアの本格的開始です。
リハ科の学生6名は教務とともに南三陸町に向かいました。
ボランティアの前に南三陸町の津波被害の跡をみてきましたが、テレビで見るより被害は大きく、本当に「ひどすぎる」の一言でした。また震災から5ヶ月近くが過ぎたのですが、いたるところというよりあらゆるところにがれきが残っており、いまだに復興活動が始まっていないかのように感じられました。
南三陸町の大雄寺と言うお寺でボランティア活動を行ったのですが、ここは被災された方々の避難所になっており、震災直後に比べるとかなり少なくはなりましたが被災者の方々が実際に生活されているところです。
メンバーは持参した治療用マットを広間に広げ、次々に訪れる方々にお話を聞かせていただきながらマッサージを行いました。訪れた方からは震災のお話など聞かせていただき、本当に凄まじい災害だったんだなと改めて感じるとともに、そこに生活されている方の深い悲しみとそれに立ち向かう心の強さ明るさを感じることができました。
明日も場所は変わりますが同じ南三陸町の避難所でボランティアを行います。もっと多くの方とふれあい気持ちを共有してきたいと思います。
明日も頑張ってきます!
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東北大震災ボランティア日記(3日目)

8月4日(木)
早朝5時半に東京有明港に到着、首都高速、東北自動車道を北上し宮城県仙台市に向かいました。
仙台徳洲会病院に着くと病院のスタッフの方に出迎えていただき、早速震災時の様々な病院における対応や必要な心構えなどについて教えていただきました。この日は学園長先生と校長先生もわざわざ来てくださり、激励いただきました。
この日の夕食は学園長先生校長先生のお計らいで仙台名物牛タンをいただき、明日からの活動に備えました。
いよいよ明日から本格的にボランティア活動が始まります。多くの方のご協力でここにいることを忘れず、一生懸命活動に取り組みたいと思います。頑張ります!
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東北大震災ボランティア日記(2日目)

8月3日(水)

今日は一日水上生活です。頑張って船上からの日の出の写真をパチリ。

その後空は晴天。明石大橋の巨大さに圧倒されつつ一路船は徳島を目指します。

ところがその後鳴門海峡付近からは非常に大きなうねりがあり、船が大きく縦揺れし船酔いでダウンするメンバーが続出です。部屋が比較的船主に近く揺れが大きいため、あわてて中央部の食堂スペースに避難しましたが後の祭り。9時30分に徳島に到着係留し、かなり落ち着いたようですが、昼間は一日中横になっている人も多く見られました。

縦揺れは15時ごろ潮岬を過ぎたあたりで落ち着いてきましたが、その後も横揺れは続き、想像以上に大変な2日目でした。

 

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東北大震災ボランティア日記(1日目)

8月2日(火)

学園より陸路を6時間かけて北九州新門司港に到着しました。

遠距離走行の疲れもなんのその、元気に東九フェリーに乗り込み出発に備えます。

順調に思えた矢先、なんと台風の影響で太平洋側を通るルートが急遽瀬戸内海航路に変更。ところがボランティアメンバーは明石大橋がみられるとポジティブシンキングを発揮。さすが自らボランティア参加を申し出るだけはあります。

準備が一段落すると買ってきたお弁当でおなかを満たし、教科書を開くボランティアメンバーでありました。


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