8月9日(火)
いよいよ今日でボランティアも最終日です。リハ科の面々は昨日は休養日。それぞれが古い友人と会ったり、お寺巡りをしたり、七夕祭りを訪れたりして英気を養い最終日に臨みました。
今日は再び南三陸町の大雄寺を訪れマッサージを行いました。午前中だけの活動でしたが、多くの方が来てくださり、とても喜んでいただくことができました。私が担当した方は大雄寺に避難されていた方々で残っている最後のご家族で、明日には仮設住宅に移られることになったと話されていました。震災から5ヶ月近くを避難所で過ごし、お疲れのはずですがその表情はとても明るく前向きな強い気持ちがとても伝わってくると同時に、その隙間からは近しい人やかわいがっていた同居人(ペット)を失ったつらさ寂しさも伝わってきました。
今回直接被災された方々とふれあいお話をさせていただき、それそれの方にそれぞれの物語があり、その一つ一つの物語に合った援助の手が必要だと強く感じました。またホテルでも感じたことですが、物資などはもちろん重要ですが人と人との繋がりの必要性重要性を強く感じました。失ったものはあっても人との繋がりはそれをかなりカバーしてくれます。そしてこの繋がりは近くにいないと持てないわけではなく、遠方からでも感じてもらえるものだと思います。
私たちは今回ほんのわずかばかりのお手伝いをしたわけですが、これで終わるのではなく今回持つことのできた被災地の方々との繋がりを大事にしてその繋がりを少しでも広げて行きたいと思います。広げて行くことで物語に合った援助の仕方が必ず見つかると思います。
明日はいよいよ鹿児島に向かいます。
このボランティアで学生たちも大きく成長しました。最初のうちは「何かしなきゃ」「何か話さなきゃ」という気持ちが強すぎて空回りしてしまう場面もありましたが、日を重ねるごとに相手の方のペースに合わせて行うことができるようになりました。またそこに日頃の勉強で獲得していた知識を重ね合わせ、ただマッサージをするのではなく人の心と体を理解した上でのほぐしができていたように感じます。
知識はただ持っていてもだめで、実践と成功失敗といった体験を通じて知識と知識がつながりを持つことで本当の知識になることを感じたのではないでしょうか。
この体験を通して感じた様々なことをぜひみんなに伝え、整理し、さらに大きく成長して行ってくれることでしょう。
今回触れあうことのできた震災にあった多くの方々、お世話になった大雄寺、ホテル観洋のスタッフの方々、徳洲会の皆様、現地でコーディネートしてくださった渡部さん、このような機会を与えてくださった学園長校長先生をはじめとする神村学園の諸先生学生の皆さん、本当にありがとうございました。